2025年7月9日からスタートするフジテレビ系連続ドラマ『最後の鑑定人』(水曜午後10時)で、白石麻衣さん(32歳)が初共演となる藤木直人さん(52歳)とクセ強バディを結成します。このドラマは、かつて科捜研のエースとして活躍した土門誠(藤木さん)が、科学的なアプローチで難事件を解決していくサイエンス×ミステリー作品です。白石さんはこれまで刑事や弁護士、忍者、女神など多様な役柄を演じてきましたが、今回は「変人研究員」という新しい役に挑戦。ENCOUNTのインタビューで、彼女はドラマへの思いや、乃木坂46卒業後の変化、そして藤木さんとの共演について心温まる言葉を語ってくれました。
白石さんはミステリーが大好きで、今回のドラマのキャッチコピー「科学は嘘をつかない」に惹かれたそうです。「科学がどうやって事件を解決していくのか、新しい視点で楽しめるドラマになるんじゃないかって、すごくワクワクしています!」と目を輝かせて話してくれました。彼女のこの気持ちが、ドラマに新たな風を吹き込む予感がしますね。
『教場0』での木村拓哉との共演が転機に
白石さんの俳優としての大きな転機になったのは、2023年に放送された『風間公親-教場0-』での経験です。このドラマで、木村拓哉さん演じる風間公親のもとで新人刑事・鐘羅路子を演じた彼女は、「大きな経験となりました」と振り返ります。鐘羅路子は直感的な推理や恋人に情報を漏らす弱さを持ったキャラクターで、白石さんのこれまでの「完璧なヒロイン」像を覆す役柄でした。この役を通じて、彼女は演技の幅を広げ、視聴者にも新しい一面を見せることができました。
「木村さんとの共演は本当に勉強になりました。現場でのプロ意識や、細かいところまでこだわる姿勢を見て、俳優として成長できた気がします」と白石さん。木村さんの影響は、彼女の演技に深みを与え、今の白石さんを作り上げたと言っても過言ではありません。この経験が、今回の『最後の鑑定人』での挑戦にもつながっているようです。
役柄・高倉柊子との共通点と心理観察
白石さんが演じるのは、土門鑑定所の研究員兼事務員・高倉柊子(たかくら・しゅうこ)。心理学の専門家で、人の嘘を見抜く力に長けている「変人」なキャラクターです。この役は初めての挑戦ですが、彼女自身と高倉の性格が重なる部分があると気づいたそうです。「人の嘘を見抜く力や、ちょっと変わったクセがある高倉ですが、私も人の様子をじーっと見てしまう癖があります」と笑顔で話してくれました。
学生時代、電車で向かいに座る人を自然と観察していたという白石さん。「この人は何を考えているのかな?って、自分なりに想像しながら見てました。人の心理をちょっと勉強して、撮影に活かしたいなと思っています」と意気込みを語ります。この観察力は、ドラマでの高倉の役柄にリアルさをもたらしそうです。彼女のこの素質が、視聴者にも共感を呼ぶかもしれませんね。
藤木直人との初共演に尊敬の気持ち
今回のドラマで初バディを組む藤木直さんとの共演も、白石さんにとって大きなチャンスです。藤木さんは俳優デビュー30周年を迎える大ベテランで、白石さんは「私が小さい頃からいろんな作品に出演されていて、長い間このお仕事を続けてこられたことに尊敬の気持ちしかありません」と語ります。20歳以上の年齢差がある二人が共演することに、彼女は「光栄なこと」と感じているようです。
現場での接し方や作品に対する姿勢を学ぶつもりだと白石さん。「土門先生と高倉のかみ合ってるのか、合ってないのか分からない掛け合いがこのドラマの魅力の一つだと思うので、注目して見ていただけたらうれしいです!」とファンに呼びかけました。藤木さんとの化学反応が、ドラマをさらに面白くする鍵となりそうです。
乃木坂46卒業後の変化と成長
乃木坂46を卒業して5年が経ち、白石さんの生活や仕事に対する考え方も変わってきました。「卒業後は自分と向き合う時間が増えた気がします。以前はグループの活動で忙しくて、自分のペースを見つけるのが難しかったけど、今は自分の好きなことをじっくり選べるようになりました」と振り返ります。この変化が、俳優としての新しい挑戦につながっているのかもしれません。
ドラマ以外にも、映画やバラエティ、CMなどで活躍する白石さん。『聖☆おにいさん THE MOVIE』や『アンダーニンジャ』といった話題作への出演も控えており、多忙な日々を送っています。ファンからは「白石さんの新しい一面が見られて嬉しい!」という声も多く、彼女の成長を温かく見守る人が増えています。
ファンへのメッセージと今後の期待
白石さんはファンにこうメッセージを送りました。「『最後の鑑定人』は科学とミステリーが合わさった面白いドラマなので、ぜひ楽しんで見てほしいです。藤木さんとの掛け合いや、私の高倉としての成長も注目して応援していただけたら嬉しいです!」彼女の素直な気持ちが伝わってきますね。
これから7月9日からの放送に向けて、彼女の演技に期待が高まります。木村拓哉さんとの共演で培った経験を活かし、藤木さんとのバディでどんな化学反応を見せてくれるのか、楽しみで仕方ありません。白石麻衣さんの新たな一歩を、ぜひ一緒に応援しましょう!
白石麻衣さんが『風間公親-教場0-』での木村拓哉さんとの共演を転機に、2025年7月9日スタートの『最後の鑑定人』で新境地を開きます。藤木直人さんとの初共演で「変人研究員」高倉柊子を演じる彼女は、人の心理観察や尊敬の気持ちを胸に撮影に臨みます。乃木坂46卒業後の成長も感じられるこのドラマ、ぜひ見逃さないでくださいね!